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毎日食べるものだから。

日本人の主食であるお米。
私たちは無農薬と無科学肥料を中心とした、
身体にも環境にも優しい米づくりをしています。

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米づくりへの考え方

米づくりへの高島農園の考えについて
インタビューを受けました。

Qどのような取り組みに
力をいれているのですか?

A食育は、主に田植えや稲刈りの時期に実際に圃場を利用した体験を重視して行っております。親子で参加してもらうこと、実際に手でイネを植えて、秋には食べてもらう等行っております。他の農場でも行なっていることですが相違があるとすれば、田植え機に乗るという体験や簡単な農業の講義も行います。

Q栽培方法の
こだわりを教えてください。

A栽培方法に関しては、植物の光合成能力の活性化と有機肥料の積極的使用における科学的な農業を目指しております。栽培方法は様々ありますが、主に有機栽培、自然栽培、慣行栽培に分けられると思います。自然栽培は無農薬、無肥料、慣行栽培は一般的な栽培です。私たちは、有機栽培の方法を採用しております。

Q作り方にこだわる
理由はあるのですか?

A化学合成肥料で栽培する方法のメリットは、作物の根にとって細胞になる窒素成分を即効性を持って吸わせることにあります。作物は光合成によって炭水化物を作っています。葉で合成された炭水化物は根に運ばれ窒素とくっつくとタンパク質(細胞)になります。その意味ではせっかく光合成で作った炭水化物を、細胞を作るために使ってしまいます。

化学肥料を使う農法では
せっかく光合成で作られた炭水化物を
細胞を作るために無駄にしているのです。

Q有機肥料を使うと何が違うのですか?

Aその点有機肥料は、元々炭水化物付きの肥料です。光合成で作られた炭水化物を無駄使いせずに、細胞にすることが出来ます。元々作られた炭水化物は低分子ではブドウ糖なので、その分甘く感じます。タンパク質は低分子でいうとアミノ酸なので、アミノ酸は旨味成分の元なので、噛めば噛むほど甘くなるということです。低タンパク米というのがありますが、これはアミノ酸成分を減量するという意味なので、旨味を感じません。有機栽培は安全・安心な点でフォーカスされますが、味の面で秀でているという点で理解してほしいです。

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有機栽培は安心安全性にフォーカスされがちですが、
味の面でも良い栽培方法なのです。

たかしま農場のこだわりの米

ゆめぴりか

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ふっくりんこ

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例えば、今食べ物は一般的に多様性ではなく均一性を求められています。しかし人間は戦後の中流家庭の工業化された社会から、多様性がある起業型の社会へと徐々に移行しつつあります。このギャップは、安くて大衆向けな店舗と洗練されているお洒落でかつ高級品を扱う店舗では哲学的にも違います。どちらが良い悪いではなく、多様性が生んだ日本の文化的背景の結果です。

Qたしかにそうですね、
特に若い世代からも多様性がどんどんと広がっていってますし
webの普及と連動して小さなコミュニティーが増えた事により
多様なコミュニティにアクセスする事ができますよね。

Aある意味で、安全で美味しい物を突き詰めていく職人文化の融合とも言えるし、デジタルな時代であってもアナログな文化に魅了される(量産型の栽培方法は私たちの方法論とは異なるという意味で)人たちが昔も今も一定数いて、その方たちが私たちにリーチしやすくなったと言えます。インターネットの普及に加えて、現在のコロナショックで働き方が大きく変わるでしょう。と、同時に消費者が利用するネット販売における食事の選び方も大きく変わると思います。その点についてどう転ぶか、読めません。

Qそうですね、新型コロナショックはいわば一つの大きな試練というか、様々な業界がふるいにかけられている様な気もします。もちろん農業も含めて。今後はどのような形で消費者にアピールしていきたいですか?

Aマスマーケティングでは今後立ち行かなくなるのは事実です。そういうインターネット社会と農業の多様性と、新しい一次産業に対する問題提起に向かっていく姿をおみせ出来たらと思っています。

ありがとうございました。
美味しいお米作り頑張ってください‼︎

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